日本性機能学会東部総会賞をいただくことができ、とても嬉しいです。これも荒井陽一教授の御高配により札幌医科大学泌尿器科で神経再生を学ばせていただく機会を与えていただき、また塚本泰司教授をはじめ札幌医科大学の先生方、特に加藤先生・小林先生の御指導があったからこそいただけたものであり、心より感謝しております。
今回の受賞は神経温存前立腺摘除術後の臨床経過に類似したラット実験モデルを作成したことを報告したものです。この実験モデルを用い神経温存前立腺摘除術後の勃起障害の機序を解明し勃起能を改善させることが本来の目的であり、研究の始まりだと考えております。今回の受賞を励みに、いっそう努力を重ね、最終的には臨床に応用できるように頑張りたいと思います。
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