東北大学病院 泌尿器科 外科病態学講座泌尿器科学分野

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研修生の声

「サンディエゴ」  祢津 晋久

新入局員の私と坂井先生は4月、5月に研修医の高橋君と共にAUAに参加しました。1人だけ乗り換えに遅れるアクシデントもありましたが、13時間ものフライトを無事終えてサンディエゴに到着しました。サンディエゴは海軍基地として発展してきた町で、南国の雰囲気に包まれ、1年を通して平均気温が20度前後で快適で町自体もコンパクトにまとまり比較的住みよさそうな町でした。

ホテルは5the Avenue 通り沿いの繁華街の中心で、周辺には劇場やメジャーリーグスタジアムのペトコ・パークと言った観光名所があり、食事は定番のステーキ、メキシコ料理に加え生牡蠣やサーモンなど海の幸も豊富で良い場所でした。

サンディエゴ到着後とりあえず1日目は大人しく休み、翌日からAUAに参加しました。今回東北大学は発表順で5/7 川崎先生、武田先生、5/8 高橋先生、藤井先生、三塚先生、5/9 佐竹先生、5/10 山下先生の発表がありました。いずれも素晴らしい発表で東北大学泌尿器科の末席である私も身が引き締まりました。特に武田先生は現在泌尿器科医として2年目ですが、見事な発表をされていました。


研修医 高橋先生と乾杯
私自身は発表することはありませんでしたが、広大な企業ブース、切磋琢磨する質疑応答、PlenaryⅠ、Ⅱの全体集会の雰囲気も含め世界の泌尿器科の熱気を感じることができ、貴重な経験ができたと思います。

空き時間でサンディエゴのシーボートビレッジで土産を買い、退役した空母ミッドウェイが博物館として停泊する脇で、海軍基地より現役空母が出港するのを眺めたり、動物好きな武田先生に引き連れられて800種類(全部で4000匹)の動物と多様な植物でちょうど開園100周年記念のサンディエゴ動物園を4時間で回りきりました。

しかし最後にトラブルに巻き込まれました。帰りのサンディエゴ発便が2時間遅れ、30分弱で広大なロサンゼルス空港の乗り換えをすることになりました。空港係員からToo tight. Try it!(三塚先生はHurry!と言われたそうです)と投げやりに言われ途方にくれました。南国の明るい人たちの雰囲気は好きですが、少しイライラしました。

結局航空会社が手配したカーゴに乗車し陸路でロサンゼルスに向かい、やや不安なブレーキの西海岸ドライビングを楽しみつつ搭乗時間10分遅れで全日空便に滑り込みなんとか日本に帰りました。

最後はドタバタで終わりましたが、このような有意義な経験をさせて頂き、東北大学仙萩会の先生方、医局員の諸先輩方に厚く御礼申し上げます。

2016年5月


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